1996年理事長に就任以来、心のふれあいを感じる医療、効率を求めた良質の医療を一貫して目指してきました。近年、高齢化、少子化に伴う社会的変化は医療費の急増、若年労働力の低下、年金問題等、医療、介護領域にも深刻な影響が迫ってきております。そんな状況の中、医療、介護の利用者様にとって、その提供は個別的サービスに変化し、正しく評価をされた公的保険内の質的サービスや、また、一方で自己負担によるご希望に沿ったサービスも提供される事になるでしょう。医療施設や介護施設をご利用される方々ご自身の意思が尊重され、個々を尊重するサービスに変わります。特定医療法人共和会は次世代の予測されるサービスをいち早く取り入れ、これまでと同様、持てる経営資源を地域の皆様へ還元し、法人の基本理念を軸に、共和会における病院、施設、診療所、そして介護事業所などをご利用される 皆様に医療、保健、福祉分野における効率の良い最善のサービスをめざします。

精神科領域

精神障害者の社会復帰を目標に若年期から老年期までの幅広い分野において総合的精神医療を目指します。(急性期から社会復帰まで)

内科領域

専門医による一般内科医療、精神障害者の身体合併の医療、認知症を含めた高齢者医療、そして予防医学をふくめたチーム医療を軸として、地域医療への貢献を目指します。

介護領域

ケアーマネージャーによるQOLをふまえた専門的介護、認知症専門医による介護の指導や予防介護などチーム介護を軸とし、地域への貢献を目指します。

「精神病院の変革の時代」

 

2000 年11月には医療機能評価の認定を受け全国の認定病院の397番目の仲間になり、現在では認定病院も1076病院を超え(H15/11/17現在)、その評価は国の認める公式基準となっております。1995年より始まった「ゴールドプラン」高齢者保健福祉推進10ヵ年計画も2000年より介護保険制度が施行され軌道に乗ってきております。1995年より「新ゴールドプラン」精神障害者ノーマライゼーション7カ年戦略が始まり、皆様もご存知のように各地域で「こころの健康フェステバル」が行われるようになりました。ほぼ7年経った今、社会復帰を目指して全国の約35万床ある精神病床の内、7万2千床の削減が始まりました。本年よりこれまでの長期入院型から社会への復帰という精神医療の大きな転換期を迎えようとしています。特定医療法人共和会は共和病院での精神医療を中心に精神障害の方々へ急性期、慢性期、高齢者など機能別な医療をご提供します。 そして退院後はサテライト診療所での外来診療に加え、安心して社会生活をしていただくため、社会福祉法人「憩の郷」の授産所、生活支援事業所と連携し、社会復帰へのお手伝いをするシステムを構築しております。近い将来、生活支援ニーズを定量化し、プランナーが生活支援の必要に応じたプランを立て、安心できる社会生活が出来る様になる事を私は確信しております。 医療法人共和会はこれからも良質な医療をご提供するために職員一同前進する所存でございます。 広報誌「WA!」2004年新春号より

特定医療法人共和会 理事長 加藤 仁