こんな症状ありませんか?

  • お腹の張った感じ
  • 腹痛
  • 便に血がにじむ
  • 黒い便
  • 便が細くなった
  • 残便感
  • 体重減少

「どうせ痔による出血だから・・・」などという思い込みが一番危険です!直腸から遠い所にできたがんは明らかな出血はわかりにくいのです。

健診内容

Aコース

便検査と採血(腫瘍マーカー)
便検査を2回行い、潜血反応を判定します。腫瘍の疑いを調べる採血もします。

Bコース

Aコースと大腸X線検査
痔による出血が分かっている方は、便検査とバリウムによる大腸X線検査両方をお勧めします。

大腸がんの基礎知識

最近は大腸がんの早期発見の大切さがかなり認知されてきました。
自分自身を守るために、必要な知識を得ましょう。

大腸の構造と大腸がん

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大腸の全長は約2mで、大きく結腸、直腸と肛門の3つに分類されます。食べ物は、小腸から大腸に入ると、まず盲腸をとおり、上に向かう上行結腸、横に進む横行結腸、下に向かう下行結腸、そこからS字状に曲がったS状結腸を通って直腸を下って肛門から排出されます。日本人の大腸がんの発生率は、直腸が35%でもっとも多く、次いでS状結腸の34%、上行結腸で11%、横行結腸で9%、盲腸で6%、下行結腸で5%となっています。大腸がんの死亡数は食の欧米化の影響か増加傾向にあり、今後も増加すると予想されています。しかし、早期に発見して治療すればほぼ治癒が可能ながんです。

罹患数(大腸がんになった人の数)と死亡数のデータ

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最新の2010年のデータでは、男性は6万8055人で3位、女性は5万924人で2位となっていて、男女を合わせるとがんの中で胃がんに次いで2番目に患者さんが多いことになります。
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部位別死亡数を最新の2013年のデータで見ると女性では2万1846人で1位、男性は2万5808人で3位、男女合計では4万7654人が亡くなっています。

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