共和病院に入職したきっかけ

精神科に興味を持ったのは高校3年生の時です。目に見えない心に関わり、寄り添う仕事ってすごいな、と思ったのがきっかけです。実際に進路を決めたのは専攻科1年生の時でした。共和病院の看護師長さんが精神科看護の講義を担当されていて、その方の人となりに感銘を受けました。ただ講義をするのではなく、自分が体験した出来事や、現場で困ったことを「皆さんならどうしますか」と尋ねたり、学生の意見を大事に捉えていることに驚きました。共和病院の話題になると、職員同士の仲の良さ、働きやすさが伝わってきました。そこから実習や面接もありましたが、今思えばその前から就職することを決めていました。

実際に入職してみて

最初はとても緊張しました。入職すると1週間ほど病院のオリエンテーションを受けるのですが、2日目に同期の職員と「せっかくだから配属先の病棟で昼食を食べよう」という話になり、ガチガチの状態で配属先の休憩室で食事を食べることになりました。その時、初対面にも関わらず暖かく迎えてくださり、コーヒーをもらったのを覚えています。講義で聞いていたとおり、職場の風土、環境のよさを実感しています。わからないことを何度聞いても、頼っても、快く助けてもらえます。ベテラン、新人関係なく分からないことは周りに聞く、という雰囲気があるので、まわりのスタッフもどんどん聞き合い、協力しあっている姿を毎日見かけます。

精神科慢性期に配属

最初はドキドキでした。失礼ですが、怖い患者さんばかりなんじゃないかと。大声を出す方がいたり、最初は緊張していましたが、人となりを理解していくと、個々の世界観が強いだけで特に自分たちと変わらないんだ、という感覚になりました。

新人として技術の習得過程

新人が少ないこともあり、周りのスタッフが技術習得のチャンスがあると頻繁に声をかけてくれるので、どんどん経験できました。採血や点滴留置も、職員が業務後に腕を貸してくれて、自信がつくまで練習させていただけました。メンター(先輩看護師)が技術の進捗を書くノートを作ってくださり、振り返りながら苦手を克服していけました。

共和病院のいいところ

スタッフがやさしいのは大きいです。病棟内だけではなく、すれ違うスタッフ同士も自然に挨拶したり、雑談をしたりしている姿が日常的で、多職種間でも仲がいいです。病棟を越えて話し合いの場があったりするのもいい所だと思います。

やりがいを感じるとき

小さなことかもしれませんが、受け持ちの患者様に対して、自分がなにか働きかけることができた時です。日常の悩み事を一つ一つきいて、一緒に考えて行動していく事そのものにやりがいを感じます。お金の事、退院先の事・・・そのすべてが患者様の人生そのものに関係してくることを実感しています。

今後のキャリアについて

心理学について興味があります。看護を越えて、人間、心理そのものについてもっと理解を深めればケアに活かせるんじゃないかと。いずれは大学などで学びを深めていきたいです。

休日の過ごし方

最近はイラストを描いています。自分を表現できることがいいなと思います。アクセサリーやレジンアートも。一人っ子だったので、子供のころから絵を描いていました。時々ツイッター等に投稿すると友達からイイね!がきます(笑)

入職を考えている方へ

失敗したり悩んだり「自分は看護師に向いてないんじゃないか」と思う時もありますが、自分のペースで、自分なりに悩んでいく事が大切なんだと感じています。共和病院はそんな時、寄り添い、支えてくれる職場です。初めて就職される方こそ、精神科で一緒に成長しませんか。