病院広報誌 WA! 第92号 2022.11.09 | 広報誌WA!

事務部の運営に携わって

共和病院 医療技術部長 事務部長 壱岐 円

私は理学療法士として1999年に当院に就職し、昨年度より事務部長に就任いたしました。

理学療法士として直接患者様・利用者様とかかわる仕事をしてまいりましたが、現在の事務部長としての仕事では、全く違った視点が必要だと日々実感しております。

特にこの1年半の間に大きな2つの出来事がありました。

まずは、昨年度行われた病院機能評価受審です。実行委員会のメンバーが中心になり、患者様中心の医療とは何かを話し合いながら、多職種が協働して取り組みました。
受審当日、時間が足りないほど自分達の日々の医療について胸を張って説明する職員の姿が随所に見られました。調査員(サーベイヤー)からは「優しい医療・楽しい職場という理念が根付いており、前回からの5年間での発展は目を見張る物がある」とお褒めの言葉をいただきました。物事を俯瞰しつつ、理念を実践する視点を職員の取り組みとサーベイヤーから学びました。

二つ目は、この10月1日より新しい給食業者に変更になった事です。
年度途中の変更に加え、1日は土曜日であり、病院は休日体制での新しい業者の朝食提供となりました。
栄養課の職員も休日返上で万全の体制を整えました。
これまでの給食業者の皆さんは夕食の業務と並行して引っ越し作業、加えて厨房の一部補修工事があった中で、新しい給食業者の皆さんは翌日の朝食の仕込みと引っ越し作業と短い時間で重なる作業を手際よく行われており、プロに徹した仕事ぶりを感じました。また、新旧どちらの給食業者の方も患者様・利用者様に寄り添っていただき、その真摯な仕事ぶりにも心を打たれました。

このように委託業者の皆様にも支えられ、当院を始め法人全体が成り立っていることを感じております。

これからも、様々な皆様に支えていただいていることに感謝しながら、「優しい医療・楽しい職場」をより追求できるように、職員とともに研鑽して参ります。

WA!92つづきはこちらから

関連記事

病院広報誌 WA! 第97号

病院広報誌 WA! 第96号

病院広報誌 WA! 第95号