病院広報誌 WA! 第95号 2023.08.17 | 広報誌WA!

2023盆踊り大会

共和病院 院長 西岡和郎

2023年4月1日より共和病院院長に就任しました西岡 和郎と申します。

この3月に名古屋市守山区にある国立病院機構東尾張病院の院長を定年退職したところです。

まずは自己紹介から。生まれたのは大阪府豊中市、育ったのは香川県琴平町、そう「金毘羅船々追手に帆かけてシュラシュシュシュ」の民謡で有名な象頭山金毘羅大権現のふもとです。

香川県立高松高校理数科を卒業後、1983年に京都大学医学部を卒業、1984年、本年3月まで共和会理事を務めておられた笠原嘉先生が当時教授でいらした名古屋大学精神医学教室に入局しました。

1987年~1988年フランスマルセイユ大学医学部附属チモーヌ病院精神科外国人助手、同年~1991年滋賀県長浜赤十字病院精神科医師、同年~1998年先述の笠原教授が名大定年退官後教授として赴任された藤田保健衛生大学医学部精神科助手。(笠原先生は1998年同教授退職後 当法人の桜クリニック院長に就任)。

同年~1999年名古屋大学医学部附属病院精神科講師、同年~2016年名古屋大学大学院医学系研究科精神医学分野准教授、同年~2017年国立病院機構東尾張病院副院長、同年~2023年同院院長と、これで冒頭に戻りました。
専門は、恩師笠原先生と同じく精神病理学で、精神病やその他の精神障害を心理学的側面から捉える学問です。

上記のように出身も育ちも愛知県とは縁のない人間ですが、本年6月12日放送のキラキラチアナイト(当法人のラジオ番組)でも申し上げたように、大学の先輩である笠原先生の著書に魅了されて精神科を選び名大精神科に入局したことから、愛知県民となりました。共和病院は、同期入局した尾崎紀夫名古屋大学精神科前教授がパートで勤務していたり、私の後任の東尾張病院田中聡院長が常勤で勤務していたことから、当時からいつの時代も精神科の先進的医療に取り組んでおられることを、よく伺っていたので常に憧れていた精神科病院でした。また、尊敬する笠原先生からもご推薦いただきました。

ご縁があってその病院に勤務できることは大変光栄に思っています。大府市・知多半島という地域に密着した精神医療を心がけていきたいと存じます。

どうぞご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

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